横浜の再開発プロジェクトとは?再開発の目的とその内容について詳しく解説
- 投資
2022/05/10
2022年以降に横浜(横浜駅、みなとみらい、関内エリアなど)にオープンする新スポット・再開発プロジェクトの一覧をご紹介します。開業予定年までにご確認いただけます。 観光や横浜への外出にお役立てください。
コロナの影響で開業が延期されることが多かったのですが、横浜駅の「JR横浜タワー&JR横浜鶴屋町ビル」、北仲通エリアの「横浜市新庁舎」「横浜北仲結び」、高級ホテルのハイアット、カハラホテルや山下埠頭には「ガンダムファクトリー横浜」など多くの新スポットが誕生しました。
この記事はINOVE(イノベ)が提供しています。INOVEは第一住建グループが運営する新しい不動産総合サービスです。
目次
2022年以降開業の注目新スポット
「みなとみらい21中央地区58ブロック」という場所はみなとみらいの中心の外にあり、住所は高島町です。みなとみらい線より横浜駅東口に近いエリアのようです。
2022年以降にオープンする4つの新しいスポットがあり、誰もが楽しめる場所です。
コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA
2022年3月24日、横浜市みなとみらいの新館「横濱ゲートタワー」2階に待望のプラネタリウム「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」がオープンしました。
座席(有料)には、一般席(中学生1,600円以上、4歳以上1,000円以上)と、小学生以上のプレミアム席「プラネット席」(4,200円)が含まれます。プレミアムシートは2名様用ですので、カップルの方々には特におすすめです。
会場最前列のプレミアムシート「プラネットシート」は、4席限定(4組限定)で、足を伸ばして横になることができます。一般席では、鑑賞システムに入るために席をリクライニングします。
プレミアムシート「プラネットシート」は、惑星をイメージしたキュートな空間です。荷物や上着をおいたり、靴を脱いで寝転がったりできるので、リラックスできます。近くに誰も来ないので安心できるポイントでもあります。
画像の見え方を重視する方は、座席表の中心に近い方を選ぶとよいでしょう。
全体として、プレミアムシート「プラネットシート」は、周囲を気にせずリラックスモードで楽しむのに最適なシートです。いわば街のオアシスとも言える空間になっています。
横濱ゲートタワー
「横濱ゲートタワー」は、鹿島建設株式会社が代表会社、三井住友海上保険株式会社、住友生命保険相互会社が構成会社として「みなとみらい21中央地区58ブロック」に新設されました。
横浜の新たなアトラクションとして追加されるプラネタリウムは、「横濱ゲートタワー」の見どころです。
横濱ゲートタワーは「高島二丁目歩道橋」に隣接しています。
22階建ての建物には、オフィス、賃貸オフィス、貸し会議室、店舗、レストラン、診療所、保育園、プラネタリウムが含まれます。
主な商業施設は1階と2階にあり、エントランスロビーとプラネタリウムは2階にあります。
ウェスティンホテル横浜
横浜市みなとみらい21区に誕生するウェスティンホテル横浜は、日本で6番目のウェスティンブランドライフスタイルホテルです(2022年5月20日オープン予定)。
ウェスティンホテルの代名詞と言える次世代モデルのヘブンリーベッドを、全373室の客室とホテルブランドのスパ施設「ヘブンリースパ」に日本で初めて設置します。フィットネスセンター「ウェスティンワークアウトフィットネススタジオ」、屋内プールを備えた総合的なウェルネスフロアや1,000平方メートル以上の面積など、「健康」を促進し、「健康的な旅」を可能にするさまざまな施設があります。
客室も含めたホテルのインテリアは、ホテルのある「横浜」や「神奈川県」とのつながりを巧みに表現したデザイン要素を一貫して取り入れています。建物の内部は、多くの船が出入りする港、人と街、そして周囲の自然環境をつなぐクルーズ船をイメージしてデザインされました。
Kアリーナ横浜
横浜には2万席の大規模な音楽アリーナが登場します。その名も「Kアリーナ横浜」で、2023年秋に誕生する予定です。
柔軟な座席表や設置・撤去を考慮した「使いやすさの追求」、大規模サスペンションのサポートや高品質を追求した音響空間など「さまざまな制作への対応」を目指しています。
Kアリーナ横浜は9階/高さ45m、2万30席、延床面積は約5万4,090平方メートルです。
ステージ前のアリーナに加え、観客席は扇形で、3層スタンドの全席がステージ前を向いています。観客に囲まれた迫力の空間と一体感を演出します。
VIPエリアでは、プライベートロビーや屋内でライブコンサートを鑑賞できるVIPボックスを設置し、「日本ならではの贅沢な鑑賞スタイル」を提案します。
横浜駅周辺の再開発
横浜のシンボルとも言える横浜駅周辺では、「エキサイト横浜22」という1ユニットの再開発が進んでいます。北西口駅前広場は現在建設中であり、間もなく開業予定の「JR横浜タワー」と「JR横浜鶴屋町ビル」を歩行者用デッキでつなぐことで、信号機や「ラウム」を待つ必要がなくなります。横浜大町では雨に濡れません。最寄りの交差点(鶴屋入口)にアクセスできます。 駅と一体となった複雑な建物、新しい歩行者用デッキ、自然環境を考慮したデザインにより、より魅力的な国際都市として生まれ変わり、より便利な都市へと変貌を遂げます。
横浜駅きた西口鶴屋地区「THE YOKOHAMA FRONT」
YOKOHAMA FRONT TOWERは、地上43階、地下2階、高さ178.43m、相鉄不動産と横浜駅近くの東急で販売されている、合計459戸の超高層マンションです。宿泊施設、店舗、オフィスを合わせた総面積は7万9,333平方メートルです。施設全体の名称は「THE YOKOHAMA FRONT」です。建築者は横浜駅北西口鶴屋地区都市再開発協会で、株式会社松田平田設計、UGアーバンアーキテクチャー、東急デザインコンサルタントJVが設計し、大林組が建設しました。2023年12月下旬に完成し、2024年4月下旬に入居を開始します。
地下2階から1階に駐車場と機械室、1階から4階に複数の施設(4階にホテルロビーもあります)、5階に住宅ロビーと共用施設、6階から10階にホテルフロア、11階から12階にサービスアパートメント、459戸は13階から41階、グローバルスカイコモンズは42階、機械室は43階に配置されます。
JR横浜タワー
「JR横浜タワー」は、「NEWoMan横浜」「CIAL横浜」「T-ジョイ横浜」を組み合わせた施設です。
「JR横浜タワー」内にある「ニュウマン横浜」には、ライフスタイル全体をサポートする115店舗がオープンしました。ファッションだけでなく、「ニュウマン新宿」よりも、化粧品・サービス・雑貨店の充実や、初の高級店の紹介など、幅広い店舗を展開しています。また、男性におすすめのレストランや充実したラインナップにも注目。
「シャル横浜」は「JR横浜タワー」と「ニュウマン横浜」にあります。建物の地下1階から3階に位置し、人気のスイーツショップからランチタイムにぴったりのショップ、女性だけの集まりに使えるカフェやバー、内臓が食べられる餃子店、鉄板グリルショップなど、さまざまなシーンに使うことができる多くのユニークな店があります。
みなとみらい周辺の再開発
横浜の「みなとみらい(横浜みなとみらい21)」は、街の風景がどんどん変化している場所です。
もともとは造船所、倉庫、貨物駅があった工業地帯でしたが、1983年に都市計画が始まりました。「横浜美術館」とフェリスホイール「コスモ」がオープンし、大盛況のうちに幕を開いたと言われています。1989年に「横浜エキゾチックショーケース」のメイン会場となった「時計」。その後、会場に「横浜ランドマークタワー」などの施設が建設され、今のこの状況になりました。
このエリアは、「横浜ランドマークタワー」などの商業ビルやオフィスビルが多い「セントラルタウン」で、「コスモワールド」「赤レンガ倉庫」「横浜そごう」「横浜スカイビル」が立ち並んでいます。西区高島近郊の「横浜駅東口エリア」に大きく分けられ、さらに68地区に分かれています。
みなとみらいの歴史=再開発の歴史と言っても過言ではありませんが、これは工業地帯からの移行も一因です。
みなとみらい21中央地区53街区
大林組、ヤマハ、京浜急行鉄道、日鉄興和不動産、みなとみらい53EAST合同会社(大林組が投資した特殊目的会社)が手掛ける西区の「みなとみらい21中央地区53ブロック」の総面積は18万3,132平方メートルです。以下の施設を新設します。
・西館:地上30階、地下1階、高さ約158m、オフィス、ホテル、店舗など
・東館:地上16階、地下1階、高さ約90m、オフィス、店舗など
大林組が設計・製作。2021年4月に着工し、2024年3月末に完成する予定です。
下層階には商業施設、活気ある施設、オープンイノベーションスペースを、中層階と上層階にはオフィスを設置します。ウエストビル26〜30階に京急グループの宿泊専門ホテル「京急EXホテル」が横浜エリアに初オープンします。20平方メートル以上の全室(合計150室)に加え、地上130mにロビー、大浴場、レストランを設置する予定です。
(仮称)MM37タワー
(仮称)MM37タワーは、地上28階、地下1階、高さ145.82m、総面積12万1,727平方メートルの超高層ビルで、有限責任会社KRF48が「みなとみらい」に新設します。 オフィス、ホテル、商業施設などで構成されています。鹿島建設が設計し、鹿島、藤田、馬渕、オーシャンJVが建設しました。2023年1月に完成する予定です。
有限責任会社KRF48は、パナソニックホームズ、ケネディクス、鹿島建設が共同出資・設立したSPC(特別目的会社)です。
店舗は1階、オフィスロビーと店舗は2階、オフィスは4階から18階、ホテルは20階から27階になります。
桜木町・横浜北仲通地区周辺の再開発
「北仲」エリアでは、2012年にUR賃貸住宅「チャーラー海岸通り」が完成し、2016年に結婚式場「ノートルダム横浜みなとみらい」がオープンした後、「APAホテル&リゾート横浜ベイタワー」 が2019年に開業。2020年に商業施設「北中ブリック&ホワイト」の開業を始め、「タワー横浜北仲」「横浜市新市庁舎」が完成し、再開発の最終段階にあります。
4月には予定地の前にアーバンロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」がオープンし、注目を集めています。
本プロジェクトでは、北仲エリアの最後のピースとして、海沿いの遊歩道や広場とともに、活気とクリエイティブな活動を生み出す商業施設やオフィス、横浜中心部の新しいライフスタイルを生み出す住宅機能を開発し、さらに充実させていきます。横浜のポテンシャルアップに貢献することが期待されています。
関内駅前の市役所跡地
企画段階で「横浜市現市役所ブロック活用事業」と名付けられました。横浜市役所は北仲通地区の新市役所に移転しましたので、現在の状況に応じて関内の予定地は旧市役所になります。
事業コンセプトは「波風まちライブ」。次世代の横浜を支えるワクワク感が高まり、スタジアムとともに活気あふれる雰囲気を生み出す「源泉」を目指します。
管理棟を保存・活用している星野リゾートのレガシーホテル(3〜8階)は、横浜を探索する拠点として位置づけられています。ホテル開業の半年以上前から、ホテルスタッフがこの地域に住んでおり、ガイドブックに記載されていない地域を案内する「地域探検ツアー」を実施する予定です。
また、管理棟の湊大通り側に2階建ての商業施設「湊テラス」を増築します。有隣堂が運営する美術・音楽活動の場となる書店が入店し、「横浜の発展史」を伝える文化交流の拠点となるでしょう。
北仲ブリック&ホワイト周辺
施設は、魅力的な商業施設やホールが集まるみなとみらい21区と、古き良き港町横浜の名残が残る山下・関内地区の交差点にあります。 「北再開発推進エリア」で生まれました。
横浜市によって認定された歴史的建造物である「旧横浜生糸検査センター付属生糸B号倉庫・C倉庫」の貴重な建物を復元・活用し、地域の歴史を継承した文化施設・超高層ビルです。ユースタワー下部の街に新たな賑わいを生み出す複合施設です。
横浜で注目の新しいマンション
横浜駅、みなとみらい線21区を含む西区、中区エリアです。この中心部の中核となるのは、横浜駅周辺とみなとみらい21区です。ただし、どちらも新築マンションが出てこないところです。
将来、横浜駅周辺に新築マンションができれば、駅から徒歩10分以上になります。徒歩10分くらいでも横浜駅の近くにアパートが見つかることはめったにありません…そんな時代になりました。新築マンションは横浜駅周辺とみなとみらい線21区に隣接しており、東京23区の山手線外と同程度の価格と考えられます。
横浜の大学情報
横浜周辺では、大学付属の新キャンパスや施設の建設も活発に行われています。神奈川大学は2021年4月に「みなとみらいキャンパス」を開設しました。高さ約100mの21階建ての校舎には、教室、実験室、学食などの設備が整っています。新キャンパスでは、近隣の国際企業、官公庁、文化施設等との連携を強化し、文化の相互理解や交流を促進できる人材の育成を目指しています。
2021年3月に留学生寮「関東学院大学インターナショナルレジデンス」が設立されました。「異なる価値観の交換が日常生活になる」というコンセプトのもと、寮内ではさまざまな地域や国の学生と一緒に勉強し、暮らすことができます。
大学へのアクセスが簡単なだけでなく、常駐管理スタッフや設備の整った環境など、魅力もたくさんあります。
まとめ
横浜駅周辺と、デートスポットとしても人気のみなとみらい線が生まれ変わります。大規模な商業施設や複合施設が次々とオープンし、みなとみらいエリアには高級ブランドホテルがオープンし、横浜赤レンガ倉庫や山下公園などとともに、愛されるスポットが増えていきます。
開発が進んでいる横浜には次々と施設が建設されています。 横浜に生まれた最新のスポットや 期待される商業施設、娯楽施設に足を運んでみましょう。