不労所得を得る5種類の方法とは? メリット・デメリットを解説

不労所得を得る5種類の方法とは? メリット・デメリットを解説

「働かずに不労所得だけで生活したいけど、そもそも不労所得って何?」「何から始めたらいいのかわからない」このように思っていませんか? この記事では、5つの不労所得を紹介し、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
不労所得を得ることで収入が増えるのはもちろんですが、収入源を分散することができるため、リスクヘッジにもなります。
この記事はINOVE(イノベ)が提供しています。INOVEは第一住建グループが運営する新しい不動産総合サービスです。
この記事を参考に、ご自身にあった方法の不労所得を探ってみてください。

働かなくてもお金が手に入る?不労所得とは何か

不労所得とは、簡単にいうと自分が働かなくても得られる所得のことです。
ですが、何もせず手に入るわけではありません。さまざまな不労所得を得る方法がありますが、どの方法も仕組みを構築する必要があります。不労所得のイメージは、寝ていても、遊んでいても得られる収入ですが、仕組みづくりの準備にかけた時間が、そのまま対価として得られるわけではありません。
うまくいけば少ない労働で大きく稼げる可能性もありますが、多くの労働で少ししか稼げない可能性もあるのが不労所得です。さまざまな不労所得を紹介していくので、自身に合った方法を試してみてください。

人気の不労所得の種類とメリット・デメリットは

ここでは、5つの不労所得とそれぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。

・不動産投資
・株式投資・投資信託
・FX
・アフィリエイト
・印税

それぞれの不労所得には異なる特徴、メリット・デメリットがあるので、興味があり自身のライフスタイルに合ったものを選ぶのがベストです。

人気の不労所得その1:不動産投資

不動産投資は、不労所得の代名詞といってもいいほどの人気の方法です。
そんな不動産投資とはどんな投資なのか?メリットやデメリットについて解説していきます。

どんな不労所得なのか?

不動産投資というのは、家賃収入を得る目的で、アパートや区分マンション、一棟マンションを購入することです。
簡単に言えば、大家になることです。購入したアパートやマンションを入居者に貸し出せば、その分の家賃収入を得られます。購入したアパートやマンションが値上がりした場合は、売却して利益を得ることも可能です。
不動産価格は、国土交通省が2023年1月に発表したデータによると、特にマンションが年々右肩上がりで上がっています。

引用元:国土交通省
不動産購入と聞くと、高額な初期費用が必要だと思うかもしれませんが、金融機関でローンを組んで購入できれば初期費用を抑えられるため、投資初心者でも簡単に始めることができます。
人気のエリアで貸し出せる物件が増えれば、月100万を超える収入も目指せます。

メリット・デメリットは?

ここからは不動産投資のメリット・デメリットを解説していきます。不動産投資には、以下のようなメリットがあります。

1. 安定した家賃収入が得られる
2. 高利回りが期待できる
3. 少額自己資金から始められる
4. 節税効果がある
5. 相続・贈与税対策として有効である
6. 生命保険の代わりになる
7. 私的年金の確保ができる

投資初心者であっても、何もせずに家賃収入を得られるのが最も嬉しいメリットです。
しかし、不動産管理は投資初心者には難しそうと思われるかもしれませんが、入居者の募集や審査、クレーム対応から設備の維持まで、管理会社に依頼することができます。反対に不動産投資の一番のデメリットは、入居者が退去した後、すぐに新規の入居者が現れない「空室リスク」です。
不動産投資は、入居者がいる時は安定した収入を得られますが、空室リスクは常について回ります。
空室リスクを下げるためには、人気のエリアの物件を購入したり、入居者の募集を管理会社に依頼したりするといった対策を取っておく必要があります。
また、サブリースといって不動産管理会社がオーナーからアパートを丸ごと借り上げ、それを入居者へ貸す形態もあります。これは不動産管理会社が入居者の有無に関わらずオーナーに賃料を保証するという方法です。

人気の不労所得その2:株式投資・投資信託

これから資産運用を始めたいと思っている人が、初めに思い浮かべるのが株式投資と投資信託だと思います。ここからは、株式投資と投資信託とはどのような投資なのかやメリット・デメリットを解説していきます。

どんな不労所得なのか?

まずは、株式投資とはどのような投資なのか解説していきます。
株式投資とは、一言で表すと株式会社の発行する株式を売買して、利益を狙うことです。株式投資の最もメジャーな魅力は、値上がり益です。株価が安い時に購入し、値上がりした後に売却すればその差額が利益になるというものです。その他にも、配当金や株主優待をもらうこともできます。
次に投資信託の特徴はどのようなものか解説していきます。
簡単に説明すると、投資家から集めたお金を1つの大きな資金として、運用の専門家が株式や債券などに投資し、運用する商品のことです。違いを以下の表にまとめておきます。

株式投資と投資信託のメリット・デメリットは

株式投資と、投資信託のメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。

株式投資と投資信託のメリット・デメリットを上記の表にまとめました。
どちらも元本割れの可能性があるのは変わりませんが、株式投資は投資先を自分で決めることができ、株主優待や配当金がもらえるといったメリットがあります。投資信託は、運用のプロであるファンドマネージャーが運用方針に従って投資判断から取引までを投資家に代わって行ってくれます。
少額から投資を始めたい方や、自分で投資先を決めることが出来ない方は投資信託をおすすめします。

人気の不労所得その3:FX

不労所得といえばFX(外国為替証拠金取引)を思う方も多いと思います。
ここからは、FXというのがどんな投資なのか、FXのメリット・デメリットについて解説していきます。

FXはどんな不労所得なのか

FXとは「Foreign Exchange」を略したもので、日本語では外国為替証拠金取引と呼びます。
FXで利益を出す方法は、2種類あり「為替差益」と「スワップポイント」です。例えば1ドル100円の時に10万円をドルに交換すると1,000ドルになります。
数日後、1ドル105円になっていたとすると、先日交換した1,000ドルを円に交換すると10万5,000円になり5,000の利益が出ます。これが為替差益になります。
スワップポイントは、簡単にいうと2つの通貨を交換する時に生じる金利差調整分のことで、高金利の国の通貨を買って低金利の国の通貨を売った場合に、その金利差分をスワップポイントとして受け取ることができます。そんなFXのメリット・デメリットを解説していきます。

FXのメリット・デメリットは

FXの大きなメリットは、少額から始められることです。
国内におけるFX会社のレバレッジは最大25倍なので、投資したい金額の25分の1のお金を用意すれば始めることができます。
ですが、レバレッジをかけて取引できるがゆえに、場合によって預け入れた金額以上の損失が出ることがあります。世界の情勢も影響してくるため、非常に先読みが難しく、ギャンブル要素の強い投資になります。
そのため、FXは安定して収入を得るための不労所得にならない可能性が非常に高い取引になっています。

人気の不労所得その4:アフィリエイト

近年、YouTubeやブログなどで収入を得ることができるアフィリエイトは、PVが増えれば増えるほど利益に直結するため、一種の不労所得ビジネスと言えます。
では、アフィリエイトはどのようなものなのか解説していきます。

どんな不労所得なのか

アフィリエイトは、パソコンとネット環境さえあればできるため、初心者でも気軽に始めることが可能です。
アフィリエイトで有名なのがブログで、企業の商品やサービスを紹介し、そこから申込が入ると報酬がもらえる仕組みになっています。
努力次第で収入は青天井なのが、アフィリエイトの魅力と言えるでしょう。
そんなアフィリエイトのメリット・デメリットを解説していきます。

アフィリエイトのメリット・デメリットは

アフィリエイトのメリットは、初期費用が安く誰でも始めやすいことです。
アフィリエイトは、パソコンとネット環境があれば誰でも始めることができるので、失敗したとしても失うものは少ないでしょう。さらに、アフィリエイトは月1,000万円儲けることも可能で、収入が青天井なこともメリットです。
YouTubeやブログなどは、人気が出ればPV数が増え収入も増えていくでしょう。反対にデメリットは、即金性が低いことです。アフィリエイトで成果を出すためには時間がかかります。始めて1週間や1カ月で、結果が出るものではありません。さらに、時間をかけて半年、1年頑張ったからといって、必ず収益につながるわけではありません。稼げない方は継続力がなく、どこかのタイミングでやめてしまう方が大半です。確実に利益が欲しい方は、やめておいた方がいいでしょう。

人気の不労所得その5:印税収入

ここからは、印税収入はどんなものなのかや、メリット・デメリットを解説していきます。

どんな不労所得なのか?

印税収入とは、著作物販売による収益の一部を著作者が受け取るものです。印税で稼ぐことができる職業は、小説家やミュージシャン、作詞家、漫画家などがあります。税という文字が使われていますが、税金とは一切関係ありません。印税の計算式は以下のようになります。
印税(円)=単価×印税率×部数

印税収入のメリット・デメリットは?

ここからは、印税収入のメリット・デメリットを解説していきます。
印税収入のメリットは、なんといっても自身の作品が売れれば売れるほど収入が増えることです。仮に1,500円の本が1万部売れた場合、50〜150万円の印税を得ることができます。最近では、手軽にKindleなどで電子書籍を販売できるようになってきたこともメリットの一つです。
反対に印税収入のデメリットは、頑張ったからといって収益が発生するわけではないことです。もし、本を執筆するとして数カ月かけて出版しても、その本が売れなければ印税収入は入ってきません。芸能人やインフルエンサーは、認知度があるので本を出しても売れるでしょうが、一般人が本を出しても売れる可能性は低いでしょう。

不労所得比較表

上記の表からわかるように、不労所得として向いているのは不動産投資です。
不動産投資が不労所得として向いている理由は、安定して長期的に収入を得られることです。
空室リスクがありますが、それも賃貸需要の高い東京の物件を選ぶことや、入居者募集に強い信頼のおける賃貸管理会社を選ぶことで解消されます。
確かに、株式投資やFXは大きな収益を上げることがあるでしょうが、上がるか下がるかの二択になっているので、先月は資金が増えたものの、今月は資金が大幅に減ってしまったということが起きるので、不労所得には向いていません。
アフィリエイトや印税収入の場合、何年かけて作ったとしても必ずしも収入につながるわけではないので、こちらも不労所得には向いていません。

種類がたくさんある不労所得・選び方は

ここまで、5種類の不労所得について解説してきました。
不労所得の選び方は、「初期費用はどのくらい用意できるか」、「リスクをどのくらいとれるか」、「投資の勉強やシステムを作る労力が苦にならないか」で決まってくるので、それぞれ解説していきます。

初期費用はどのくらい用意できるか

まずは、自分が不労所得を得るために投資に使える予算を把握してください。それによって、できる投資の種類は変わってきます。ある程度、予算がある方は、自分が投資に使える金額を把握してください。
投資に使える金額を把握しないことによって、生活に支障が出るほどの金額を投資につぎ込んでしまうケースがあるからです。
以下の表を、参考にしてみてください。

リスクをどのくらいとれるか

基本的に、投資のリスクは以下のようになっています。

・ハイリスク・ハイリターン
・ミドルリスク・ミドルリターン
・ローリスク・ローリターン

不労所得というのは、株式投資やFXのようにハイリスク・ハイリターンでは成り立ちません。
リーマンショックのような大きな経済変動で、自分の生活が維持できなくなってしまう可能性があるからです。
その点、不動産投資は、長期的、安定的に収益を上げることが可能です。
不動産価格が半分になったり、全くなくなったりすることもなく、急に賃料が半分になることもありません。
空室や滞納、地震などのリスクに対しても、賃貸需要の安定している都市を選ぶことや入居者募集に強い賃貸管理会社を選ぶことで対応可能です。
株やFXのリスクは自分で予測できない要因で収益が左右されてしまいますが、不動産投資はある程度リスクを予想できるので、対策を取ることができます。

投資の勉強やシステムを作る労力が苦にならないか

不労所得を得ようと思うと、勉強することからは逃げられません。逃げることができないなら、労力が少ない方がいいと思いませんか?その点でも不動産投資がおすすめです。とはいえ、不動産投資をする上で全く勉強しなくていいかというと、そんなことはありませんが、物件の選び方や運営計画の方法をしっかり学んだり、その道のプロに聞くことで、利益を出すことができます。勉強して条件のいい不動産を一度購入してしまえば、その不動産があなたの代わりに働いて不労所得を生み出してくれます。

安全に不労所得を得るなら不動産投資がおすすめ


ここまで、5つの不労所得を得る方法について解説してきました。特に不動産投資は他の投資に比べ、リスクを抑えて長期的に利益を得ることができるので初心者におすすめの投資先です。不労所得は、多少リスクはありますが労働による収入以外の収入源を確保しておくことで、未来への安心感が高まります。不動産投資の家賃収入で生活できるようになれば、仕事をやめて悠々自適な生活を送るという選択肢も出てきます。この機会に不動産投資をはじめてみてはいかがでしょうか。

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