購入するなら高層マンションか低層マンションのどっちがいい?

購入するなら高層マンションか低層マンションのどっちがいい?

マンションの購入を検討している時、高層マンションか低層マンションのどちらかで迷うことがあります。
比較要素としてよく言われる眺望や資産価値といっても漠然としていて分かりづらいです。
そこで、本記事では高層マンションから低層マンションの違い、高層・低層によるメリット・デメリットを詳しく解説することで、マンション購入の時のスムーズな選択をサポートします。
この記事はINOVE(イノベ)が提供しています。INOVEは第一住建グループが運営する新しい不動産総合サービスです。

それぞれの違い

実は高層マンションや低層マンション等は、それぞれ法律上の明確な定義はなく、建築に関わる法律・規制などによるボーダーラインでマンションを区別化したものが染みついています。以下、一般的によく言われる区分や大体の高さの目安を記載します。
・超高層マンション(タワーマンション)
超高層マンションとは、「タワマン」とも呼ばれるタワーマンションのことで、従来のマンションに比べ圧倒的に高い居住用の高層建築物のことです。20階建以上で高さ60m以上のマンションを指すことが多いです。
・高層マンション
10階建以上、高さ31m以上でタワーマンションに満たないマンションを指すことが多いです。
・中層マンション
6~9階建、高さ10m以上~31m未満あたりのマンションを指すことが多いです。
・低層マンション
2~5階建、高さ10m未満のマンションを指すことが多いです。
高さ31m未満の建物にはエレベーターの設置義務がなく、5階あたりまでであればなんとか自力で登れる人が多いと予想されるため、エレベーターがないマンションも数多くあります。

なぜ10m、31m、60mなのか?

建築物は安全性を守るためある一定の高さを超えるごとに様々な規制が法律によって定められています。

どのくらい高いマンションが建てられるかは建築場所にかかる規制によって決まる

どのくらい高いマンションがその地域に建てられるかどうかは、地域によって設定される用途地域や高度地区の規制が関係しています。
一般住宅の隣に工場や商業施設が建つと日当たりや騒音などで日常生活に影響を及ぼす可能性があり、地域の住環境を安全に守るためある程度エリアを計画的に分けて建築物が立てられています。

用途地域

…計画的な市街地を形成するため、都市計画法により用途別12種類を区別する地域地区のことです。

高度地区

…都市計画法による地域地区の1つで、用途地域内における住環境の維持や土地活用増進のため、建築物に高さ制限をエリアによって設けるものです。

メリット・デメリットについて

この項目では超高層マンションと低層マンションのメリット・デメリットについて解説します。両極端のマンションですが、高層マンションと中間マンションは内容も重複するものが多いため、それぞれのメリット・デメリットが中間地点に寄るイメージでご理解ください。

超高層マンション

メリット

・共用施設が充実している
共用施設としてプール、フィットネスジム、パーティールーム、ゲストルーム、バー等があるタワーマンションも少なくありません。
また、エントランスや廊下などもホテルの様にライトアップされる、花が飾られているなど華やかな仕様になっていることも特徴です。
・サービスが充実している
エントランスにコンシェルジュが配置されているところもあります。管理人とは異なり、ホテルの様なきめ細やかなサービスを提供してくれます。
コンシェルジュは共用設備の予約受付、外部からの訪問者の受付、郵便物・宅配物の受け取り、困りごとのサポートなどが主な仕事内容です。
・セキュリティが高い
コンシェルジュがいる上、エントランスのオートロック機能や居住者のカードがないと使用できないエレベーターが設置されているマンションもあります。
・利便性が高い
駅周辺に建てられることが多く利便性が高いことが最大のメリットです。
駅直結のものも少なくありません。
・眺望がいい
高層階になればなるほど視界を遮る不動産等がなくなるため、部屋の窓から見る眺望が抜群になります。
夜景や海が見渡せるタワーマンションもあります。
・周りからの騒音が少ない
元々の構造上、遮音性が高く造られている上、地上から距離が離れれば離れるほど周辺で音がなるものが少なくなるため非常に静かな居住空間が保たれます。
・人の目が気にならない
高層階ほど通行人や他のマンションに住む人との目線が合うことが少ないためプライバシーが守りやすくなります。
・野鳥や虫が少ない
鳥や虫も10階程度の高さを超えるとそれ以上は飛んでこないことが多いです。
蚊やゴキブリ、鳩によるバルコニーの汚れなどを見かける心配が少なくなります。

デメリット

・値段が高い
新築・中古でも購入時の値段や毎月の管理費・修繕積立金等が他で区別されるマンションよりも群を抜いて高いです。
高層マンション以下は建築物の高さによって値段が変わることは然程なく、タワーマンションならではの特徴とも言えます。
・階数格差を感じることもある
高層階ならではのメリットが沢山あるタワーマンションですが、もちろん低層階にも住居用の部屋があることはあり、
低層階になればなるほどタワーマンションならではの眺望や騒音が少ないメリットは薄れてしまいます。
タワーマンションが建つエリアでは近隣不動産も高さのある不動産が建っている場合も多く10階あたりまでは他の不動産に眺望を邪魔されてしまうこともあります。
・エレベーター待ちの時間が長いこともある
タワーマンションは戸数が多い分エレベーターもその分多く設置されていることが多いですが、単純に1つのエレベーターが1階から30階などまで行き来すると考えれば待ち時間が長いことは容易に想像ができます。
非常時にエレベーターが使えない時は階段で降りないといけないため、家族や自分自身の健康状態も考えないといけません。
・地震の時はよく揺れる
地震の揺れによって建物が崩壊しないために、敢えて揺れることで地震の力を地面に逃がす様に造られているマンションが多いです。
振れ幅は当然上層階の方が大きく長くなります。

低層マンション

メリット

・住環境が優れている地域が多い
低層マンションは用途地域が第1種・第2種低層住居専用地域などに建てられることが多いため、近隣は2階建の戸建住宅街が並ぶ閑静な街並みであることが多いです。
1軒ごとの間隔が広く公園や植木が植えてあるところも多いため、落ち着いた空間のところが多いです。
・エレベーター待ちになる可能性が低い
2~5階建程度のマンションで戸数も少ないため、比較的ボタンを押してからエレベーターが来るまでの時間は短いです。
またエレベーター内で人と一緒になることも少ないという気軽さも同時にあります。
・コミュニティが形成されやすい
戸数が少ないため比較的近所付き合いがあるのも低層マンションの特徴です。
・地震の時に揺れが少ない
タワーマンションの様に高層階に部屋がないため比較的揺れは少ないです。

デメリット

・利便性は低い
住環境がいいことに相反し、駅や商業施設までのアクセスに劣ることがあります。
・エレベーターがないマンションが多い
初めに低層マンションの項目で解説した様に、エレベーターの設置義務がないことに加え、5階あたりまでであればなんとか自力で登れる人が多いと予想されるためエレベーターがないマンションが多いです。
・共用部はさほど充実していない場合もある
タワーマンションの共用施設は沢山の住人が支払う毎月の管理費・修繕費で維持されていますが、戸数が少ない低層マンションでは実現できないため、特に共用施設のないものもあります。
・セキュリティが高くない
低層マンションでは道路や他の不動産との距離も近く、エントランスのオートロックやコンシェルジュが設置されていないことから、セキュリティは然程高くないところが多いです。
・眺望が高層マンションと比べ劣る
5階までであれば他の不動産や近隣の植木によって眺望が遮られることもあるため、眺望が抜けているマンションは少ないです。
・野鳥や虫が多い
野鳥や虫が飛ぶ高さの階層なため、日常での遭遇を避けることは難しいです。

まとめ

高層マンションから低層マンションの違い、高層・低層によるメリット・デメリットを解説しました。
どの区別のマンションにもメリット・デメリットがあるため、自分の中で何を大切にしたいかで購入物件は選ぶようにしないといけません。
不動産の購入には素早い情報収集と判断が不可欠なため、困ったときは不動産会社の担当者に相談し、アドバイスをもらうことで考えを整理することがおすすめです。

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