大阪エリアの不動産投資。10の要素で見極める魅力的な収益物件とは？

物件を見極める前にする3つのステップ

不動産投資を始めようと思った時、間違えた選定をしないよう物件ばかりに気をとられてしまいがちですが、物件を見極める前に必ず以下の3つのステップを踏んでから見極めるようにしましょう。

投資目的を明確にする

最初に自分がどのような投資目的を持っているかを明確にし、自分にとって最適な不動産投資の種類を選択します。

目的によって、物件の選定方法や管理方法が異なってくるため、重要なステップです。
分かりやすいのは『キャッシュフロー』の額を決めるやり方が良いでしょう。
毎月○○万円・年額○○万円を得ると目標にすると、どのような物件（戸建て・区分マンション・アパート・レジ・オフィスビル）を購入すればいいのかを決めやすくなります。

予算の決定

自分がどの程度の予算を投資に充てられるかを決定し、それに基づいて物件の選定を行います。必要に応じて融資条件なども検討します。
予算の決定する上でも、投資目的が定まっていないと予算も決めきれないです。
融資が付く物件なのかでも条件は変わります。

市場調査を行う

物件を選定する前に、投資したい地域の不動産市場を調査し、将来的な需要や賃料水準、競合物件などを把握します。
地域に関しては、ネットで調べることも必要ですが、そのエリアの収益物件を扱っている不動産会社から情報を得るのも一つの手です。

魅力的な収益物件を見極める10の要素

① 交通の便

大阪エリアは交通網が発達しており、鉄道やバスなどの公共交通機関が充実しています。
投資物件は、交通アクセスが良く、利便性が高い場所にあることが望ましいでしょう。

② 地価の傾向

大阪エリアの地価は、都市部と地方部で異なる傾向があります。
投資物件は、将来的な地価の上昇が見込める場所にあることが重要です。

③ 建物の状態

投資物件は、建物の状態が良好であることが望ましいです。
また、定期的なメンテナンスが行われているかどうかも確認する必要があります。

④ 地震や洪水などのリスク

大阪エリアは、地震や洪水などの自然災害によるリスクが高い場所でもあります。
投資物件は、耐震性や防災対策がしっかりしていることが望ましいでしょう。
ハザードマップがインターネットで取得できるエリアとそうでないエリアと分かれますので、不動産会社へも確認しましょう。

⑤ 周辺環境

ファミリー物件では、学校や病院、商業施設などがあることが望ましいです。
また、単身用なら近くにコンビニやクリーニング店があること、女性をターゲットなら治安が良く、住みやすい環境が整っていることも重要なポイントです。

⑥ 都市計画

都市計画によって、周辺環境や交通アクセスが大きく変わることがあります。
投資物件は、将来的な都市計画による変化を見越した位置づけが必要です。

⑦ 賃貸需要

大阪エリアは、観光客や留学生、ビジネスマンなど、様々な層からの需要が見込まれます。
投資物件は、需要が高いエリアにあることが望ましいでしょう。

⑧ 賃貸価格

大阪エリアの賃貸価格は、地域や物件の条件によって異なります。
投資物件は、周辺の相場価格や物件の条件に応じて、適正な賃貸価格設定ができることが望ましいです。

⑨ 駅からの距離

大阪エリアは、駅からの距離によって賃貸価格や需要が異なる場合があります。
投資物件は、駅から近く、かつ比較的静かな住宅街にあることが望ましいでしょう。

⑩ 管理形態

投資物件の管理形態には、自己管理や業者による管理などがあります。
投資家自身が管理する場合は、入居
者とのやりとりやメンテナンスなどの負担がかかりますが、費用を節約することができます。
一方、業者に管理を委託する場合は、負担が軽減される反面、管理費用が発生することになります。

最後に

不動産投資と一言でいっても、目指すゴールや予算が異なれば選ぶ不動産は人それぞれ異なります。
自分にとってどのような不動産投資をすることが有益か、最初に計画を立てたうえで、上記10の要素を考慮した物件を選ぶことが重要です。
投資家自身が市場動向を把握し、需要や供給のバランスを見極めることが、収益性を高めるためにも重要です。