【IOTマンション】のカタチ
- 管理
2022/10/03
近年、インターネットが普及し、さまざまなモノがインターネットを経由して通信できるようになりました。
その中でも最近よく耳にする【IOT】という言葉ですが、今月はこの【IOT】についてご紹介させて頂きます。
IOT
IOT とは Internet of Things の略語で、モノ同士がインターネットを経由してつながり動作する「モノのインターネット」のことをいいます。
最近では、賃貸住宅に IOT 機器・設備が設置されている「IOT 物件」「IOT 賃貸住宅」が登場し、スマートフォンなどの機器を用いて鍵の開け閉めができる
「スマートロック」や、IOT 家電を操作できる「AI スピーカー」などが設置されている物件があります。現在はまだ、IOT に特化した賃貸住宅はそれほど多く
ありません。賃貸住宅を検索できる大手不動産ポータルサイトにおいても、物件検索で絞込のできる「こだわり条件」の中に「IOT」に関する項目自体がないサイトもあります。
不動産(とくにに賃貸物件)の分野における IOT は、まだ普及し始めたばかりだと言えるでしょう。
当社の事例
当社は、2019 年 2 月に竣工した【フローライト小若江】という物件が IOT 導入のマンションとなっております。
オーナー様から大切な資産をお預かりする当社でマンションを建築するからには新しい設備の魅力を自分達で検証し、いち早くオーナー様へお伝えできる機会であると捉えて最新の IoT 設備導入へと踏み切りました。
IoT 機器・設備を賃貸住宅に導入することで、オーナー様はどのようなメリットや課題解決が図れるのかをお伝えさせて頂きます。
目次
IOT設備・機器を導入するメリット
他物件との差別化
IOT 設備・機器を導入するメリットの 1 つとして、他物件との差別化となり、空室解消という課題解決につながる可能性があるという点が挙げられます。
新たなる客層
IOT 賃貸住宅にすることで、セキュリティ性や利便性が向上された物件に魅力を感じる人や、新しい設備・機器を利用したい人のニーズを叶えることになり、新たな層の客付けにつながる可能性が生まれます。
Win-Winの関係性
IOT によって入居者の利便性が向上すれば、その IOT マンションに対して入居者の「住みたい・住み続けたい」という気持ちが刺激されます。
その結果、口コミで新たに新規入居希望者を獲得できたり、現在の入居者の契約更新にもつながったりと、1番でもご紹介した様に空室対策にも効果的です。
空室が減少すれば家主様の収益が上がりますので、IOT 導入は結果としてオーナー様にとってもメリットとなるでしょう。
マンションに導入できるIOT事例と費用対効果
後付け可能なスマートリモコンと人感、開閉センサーを取り付ければ、IOT やホームセキュリティ付きマンションに早変わり、特に単身女性への訴求力がパワーアップできます。
また、孤独死検知などの見守り機能を利用すれば、高齢者市場にもアプローチ可能になりますので、これだけで狙える客層が広がります。
1室数万円の設備を導入しても、家賃を1室あたり3,000円程上げる事により約17カ月にて費用を回収できます。
家賃を上げる事により、将来売却なども視野に入れているオーナー様はご所有物件の付加価値は百万円以上にもアップします。
また、販売現場で分かりやすいセールスポイントが増え、成約率アップに貢献も貢献します。
まとめ
IOT は、不動産業界で注目を集めていますが、まだ一般化しているとはいえない状況です。
検討事項も多いものの、導入をする場合は迅速に行うことで他の物件にはない魅力をアピ―ルできます。
導入で迷ったり悩んだりしているオーナー様は、是非一度弊社へ相談ください。
オーナー様の大切な物件の資産価値向上を目指しご一緒に考えさせて頂ければと思っております。
不動産管理は第一住建に
第一住建グループの幅広い事業領域とネットワークによって、大切な資産の価値を高めたり、複雑な諸業務を代行。
家族の一員のように深くオーナー様を理解し、関係性を築いていくことで、マニュアルに頼らないサービスを生涯にわたって提供していきます。