賃貸物件の無料インターネットは導入済みですか？

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2022/07/22

今回はコロナの影響・リモート化を受け、昨今注目が集まっている人気設備のインターネットについて解説します。

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設備人気1位のインターネット

ここ何年も人気の設備としてランキングの上位に位置しております【インターネット無料】ですが、全国賃貸住宅新聞で行われている 2020 年人気設備ランキングでも【インターネット無料】が人気設備 1 位なっております。
シングル・ファミリーともに人気の設備でテナントリテンションを行う上で再度注目を浴びている設備となります。

出典：(全国賃貸住宅新聞　2020人気設備ランキング発表　2022年6月30日)

インターネット人気の背景

背景には 2020 年、世界中がコロナウィルスの蔓延によって大変な影響を受けました。
日本でも、外出の自粛要請により自宅でのテレワークや授業のリモート化によりインターネット環境を利用した通信で仕事や授業を行われている方も多いかと思います。

スマートフォンの普及によりインターネット接続環境は整いつつありますが、仕事や授業でのスマートフォンのみでの環境には限界があります。
どうしてもパソコン等の端末による作業は必要となってきます。

自宅でもパソコンを使える環境を作るため回線の契約やプロバイダーの契約などが必要となり月々の出費が気になるところになります。
入居者が、支払うインターネット料金を参考に考えますと、導入に人気がある NURO 光 G2T プランを例にしますと月々 5,200 円（3 年契約の内 1 年間は 980 円 / 月）のランニングコストを家賃とは別に入居者が負担していることとなります。
インターネット無料を導入することにより、入居者の負担感が減少し、直接の家賃上昇は行えなくても、家賃減額の対策や、入居者満足の向上により、入居期間の長期化等も見込め間接的に賃貸経営の収益向上を担う設備となります。
一昔前であれば、インターネット無料を導入し導入コスト分を家賃に上乗せして賃料増額させる手法もありました。（例えば、インターネット無料を導入するにあたり、一部屋当たり 2,000 円の導入コストがかかった場合、家賃 50,000 の物件であれば家賃 52,000 円に増額する。）
この手法は、インターネット無料の全国的に普及が進みつつある昨今では難しい状況となっております。
人気の設備ですが、導入されていて当然との認識が強くなっておりますので、既存の入居者には転居防止やテナントリテンションという考え方が主流になっております。

既存入居者以上にインターネット無料に敏感なのは、新規入居者になります。
お部屋探しをしている方にとってもインターネット無料は月々の出費を抑えられるので魅力的な設備となります。
全国賃貸住宅新聞（2018 年 3 月 26 日号）の調べでは、築一年以内の新築物件のインターネット無料の導入率は全国平均で 66％となっておりほぼ半分以上の物件でインターネット無料が取り入れられております。
また最近のお部屋探しの主流は、インターネットを利用してお客様が下調べを行い、仲介業者に希望の物件の内見を申し込むスタイルとなっておりますが、お部屋探しのツールとして多く利用されている大手ポータルサイト【アットホーム】・【スーモ】・【ホームズ】のサイトでもインターネット無料の条件項目があり、チェックを入れられてしまうと導入済みの物件しか表示されないため、未導入であると物件照会の頻度も減少してしまうことが考えられます。

インターネット導入の今後のニーズ

コロナ禍で、外出自粛が叫ばれている中、お部屋探しでもオンライン内見等が増えつつあり、お客様がインターネットを利用してお部屋探しを行うニーズは今後益々高まっていくものと考えられます。
最近、募集しても以前のようにお部屋の決まりが良くないなどの原因はインターネット無料の未導入にあるのかもしれません。
昨今はインターネット無料だけを提供している企業だけでなくインターネット環境を利用したサービスを一緒に提供する商品も増えております。
このような商品を導入することにより、効率よく物件の価値向上やテナントリテンションを行えます。

まとめ

今後、さらにインターネットの重要性が増してくることが考えられますので、導入がまだのオーナー様はぜひこの機会に一度ご検討ください。
物件や商品により導入コストが違ってきます。金額の問お問い合わせなど、これからインターネット無料を導入しようとお考えのオーナー様、是非弊社までご相談ください。
一緒に物件にあった商品を考え、インターネット設備を導入して物件の付加価値を高めていきましょう。