スマートロックって何?
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2022/11/02
新しいライフスタイルの中で広がりつつあるスマートロックについて、その種類とメリット・デメリットと併せ、弊社で導入済・導入予定のスマートロックをご紹介します。
目次
スマートロックとは?
弊社所有物件でも取り入れているスマートロックですが、利用されたことがある方はいらっしゃいますでしょうか?
スマートロックとは、スマートフォンなどと通信し、施解錠できる機器やシステムの総称です。
スマートフォンの他に IC カード、テンキーなどを利用できるものや、オートロックやハンズフリー機能、遠隔での施解錠機能がついているものもあります。
マンションなどの住戸のほかに、フィットネスジムやオフィス、店舗などの従業員出入り口、コワーキングスペースなど、多数の人間が出入りする場所にも設置されています。今回はそんなスマートロックのご紹介を致します。
Bluetooth Low Energy(BLE)の登場により、低電力で通信が可能となったことを受け、2015 年、日本で 3 つのスマートロック、フォトシンスから「Akerun」、ライナフから「NinjaLock」、Qrio から「Qrio Smart Lock」が発売されました。
それ以来本年に至るまで各社から多数のスマートロックが開発されています。
スマートロックのメリット・デメリット
製品によっては対応していない機能もございますが、一般的なメリット・デメリットを記載いたします。
メリット
・ 物理キーが不要のため、 盗難や紛失のリスクがない
・ オートロック機能で確実に施錠できる
・ ハンズフリー解錠 (何も操作せずに解錠) できる
・ アプリ ・ テンキー ・ IC カードなど多様な解錠方法がある
・ 来客時や内覧時など、 一時的な合鍵の作製が可能
・ 他のホームオートメーションと連動できる
・ 遠隔での解錠が可能
・ 内覧時に印象付けることができる
・ 競合物件との差別化が図れる
デメリット
・ メリットに挙げた機能を利用するには基本的に別の機器 (HUB など) の購入が必要
・ 安定したネット環境が必須
・ スマートフォンを所有していないと利用できない
・ 初期設定などが難しい
・ 電池切れによる締め出しのリスクがある
・ 万が一サービスが終了すると機能しなくなる
様々な便利な機能がついているスマートロックですが、スマートフォンを利用したり、非接触カードを利用する商品が多いため、操作に不慣れな方がいらっしゃる物件の場合、かえってご面倒をかけてしまうことが想定されます。
また、遠隔操作や一括管理などのシステムがある商品の場合はインターネット環境が必須となるため、マンションに無料でインターネットを導入している必要があります。
前述のとおり機能を十分に利用するには別途機器が必要ですので、費用が掛かるのはもちろんですが、退去時の持ち去りや紛失への対策も必要です。
スマートロックの選び方
スマートロックが導入されている住居は 2021 年時点で 0.3% とごく一部ですが、アメリカや中国での普及率がすでに 15% を越えていることを踏まえると、今後日本でも需要が加速すると期待されます。
デメリットもございますが、十分に比較検討、準備することでその多くは回避することが可能です。
弊社でスマートロック導入物件に最も深くかかわっている筆者が思う、スマートロック選びのポイントをオーナー及び顧客目線で提示させていただきます。
弊社で導入済・導入予定のスマートロックをいくつかご紹介します。
まとめ
より新しいライフスタイルへ、ご所有の物件への導入や、ご自宅への導入を検討される方の参考になれば幸いです。
少しでもご興味持っていただけるようでしたらぜひご相談くださいませ。
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