宅配ボックスを導入するメリットについて解説
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2022/06/28
賃貸住宅の人気設備ランキング、毎年上位の宅配ボックスを導入するメリットついて解説いたします。
(出典:全国賃貸住宅新聞 2020年10月19日「2020 人気設備ランキング発表」)
目次
宅配ボックスとは
在宅時・不在時に関わらず、居住者の代わりに非対面で宅配物を受け取ってくれる便利な設備です。
つまり、居住者(住人)が外出中や在宅ワーク中に荷物の配達が来ても、宅配 BOX で受け取ることができるのです。
宅配業者(配達員)側も、再配達の手間がなくなるので双方にとってメリットがあります。
また、置き配対策にもなりおすすめです。
宅配便の個が年々増加傾向にある中、今回で一度ご検討頂ければと思っております。
(出典:国土交通省「宅配便の再配達削減に向けて」)
設置するBOXの数
宅配 BOX の設置数の目安は「世帯数の 40%」とされております。「部屋数が 10 戸の物件であれば、 4 ボックス程度の宅配ボックス」を設置すれば良いでしょう。
宅配ボックスの固定方法は、マンション向けの場合「コンクリートアンカー固定工事」が最も多いです。
集合郵便受け(集合ポスト)の近くに設置すれば、宅配業者(配達員)が不在票を入れやすくなるのでおすすめです。
宅配BOXの種類
機械式宅配BOX
機械式の「ダイヤル錠」や「ボタン錠」で施錠・解錠するタイプです。
電気配線工事が不要なため、アンカー固定工事をするだけですぐに使用できます。
機械式のメリットを下記にまとめました。
・電気配線工事が不要で施工が簡単。
・電気を使用していないので保守点検費用が不要。
・比較的安価で導入できる。
電気式宅配BOX
電気を使用してコンピューター制御するタイプです。
「タッチパネルやカードキー操作」「管理センターによる 24 時間サポート」など、利便性・防犯性が優れている反面、機械式宅配 BOX に比べて保守管理のコストがかかることが少なくありません。また、電気配線が必要で大掛かりになる傾向にあります。
電気式の場合のメリットを下記にまとめました。ご参考ください。
・電気式タッチパネルで、操作がしやすい。
・管理センサーのサポートで、万一のトラブルでも安心。
・カードキータイプは防犯性が高い。
上記の 2 点以外にも屋外タイプと屋内タイプなどもあり、屋外ですと防滴・防塵タイプ(錆に強い素材)の宅配 BOX が主流となっております。設置個所によって、場所に見合った設置方法が異なりますので 注意が必要です。
再配達の今後について
現時点で再配達の頻度が一向に減らず増えてきているのが現状となっております。中でも共働きの夫婦やファミリー世帯で再配達の利用が高い傾向が見られます。
単身者でも 50%、共働き夫婦、子供のいるファミリー世帯で約 60%と再配達が頻繁に利用されている実態が浮き彫りとなっております。
(出典:再配達問題に関する世論調査)
今後も再配達が減らずどんどん増えていくと再配達の有料化という事も考えられます。
その際に必要なのは宅配 BOX となり、宅配 BOX のない物件はお部屋探しの土台に乗らない事が当たり前という可能性もあるかもしれません。
まとめ
面倒な対面受け取りが不要で、配達時間を気にせずいつも通りの暮らしが出来る宅配 BOX。今やマンション・アパート等の集合住宅の人気設備となっています。
費用対効果と製品の機能を見ながら、最適な宅配 BOX を選びましょう。
まずは、お見積りからでも構いませんのでお気軽に第一住建までお問い合わせください。
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